世代

 ある年代をまとめて呼ぶときに世代という言葉があります。団塊の世代、団塊ジュニア世代、ゆとり世代、ミレニアム世代、Z世代(ジェネレーションZ)などいろいろあります。また新人類や(就職)氷河期時代などと分類することもあります。私はバブル世代とも新人類とも呼ばれました。また親や子がそれぞれの年代あたりを親世代、子世代と呼んだり、会社の経営者ごとに先代とか先々代と呼ぶこともあります。

  世代として一括りに呼ばれたくない、画一的に決めつけられているようで嫌だ、という意見を聞くことがあります。一方、そもそも世代を選んで生まれたわけではなく、たまたま生まれ落ちた年代なので全く気にしないという方もいるかも知れません。しかしながら私は世代という言葉には何か共感するものがあります。

 世代名が表すようにそれぞれの世代には望もうが望まなかろうが独特の環境の中で生きることになります。不憫と思われる世代もあればラッキーと思われる世代もあります。それでも多くの人は卑屈になったり浮かれたりせず生きています。それぞれの世代を認めて自分の役割を全うしようとしているように見えます。そうやって世代を繋げていくのが人の営みのようにも思えます。

 私自身がセカンドキャリアをスタートするにあたってこの『世代を繋ぐ』ことをテーマに考えました。これまで、またこれからの習得によって得られたものを余すことなく使って実現していきたいと思います。その思いを込めて屋号をつけました。私も私世代の役割を果たせられたらハッピーです。

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