およそ3か月ぶりの投稿となります。先の投稿『入院』の後、待機手術で再入院し虫垂摘出を行いましたが、予後が悪く退院4日後には再々入院となり、そこから19日間の入院生活となりました。その退院後の診察で完治と診断され、ようやく一段落となりました。延べ36日の入院となりこれまでの人生では経験したことのない仕事のブランクとなりました。
昨年起業しコンサルティング業を始めていましたので、お客様のご配慮もいただきながら比較的柔軟にスケジュール調整できたのは幸運でした。それでも退院のタイミングは病状次第、最悪の場合は再手術の可能性もありましたので、「何月何日までには・・」とお伝えすることができず申し訳なさとストレスを感じていました。記念すべき創業1周年も残念ながら病室で迎えました。
家族とメッセージのやり取する中に母から「天与の休みと思って・・」とありました。コロナ禍で面会も病棟内の移動も制約されストレスが溜まりそうなところ、この言葉のおかげでいろんな本を読んだり考えたりすることに意識を向け、今後に向けての有意義な時間にすることができました。また、異動、転職、起業と激動のキャリアだったこの数年間をゆっくり振り返えることもできました。「少し立ち止まって、ゆっくり考えてみたら?」とまさに天から与えられた休み時間のようでした。
今回の入院では家族や多くお方々に心配や迷惑を掛けてしまいましたが、とても多くの学びがありました。私自身はこれまで病気とは無縁でしたので病人となって初めて気付いたことが多くあります。また病人本人だけでなく、家族や周りの方々の気持ち、病気に関連する社会保障や保険など取り巻く環境についても改めて気付いたこともありました。この経験を今後の対人支援に生かしていきたいと思います。
『やりたいことはやれるうちに』を今回痛感しました。とにもかくにも健康第一!健康寿命を少しでも長く延ばしていきたいです。ゆるりと投稿も再開します。