昨年9月に個人事業としてコンサルティングを始めました。年内は開業の挨拶や専門家登録などを中心に、受注1件を目標としていました。12月になって全く予期していなかったとこから「少しお願いしたい」と声がかかりました。依頼内容は事業内容にも載せていなかったのですがお悩みを聞いてみると私が経験して十分な知見のあることだったのでお引き受けすることになり初受注となりました。
昨年内の初受注は半ば願望のようなものでしたが現実となり嬉しさと驚きで気持ちがいっぱいになりました。本当にラッキーな形の受注であり、ご縁の不思議をつくづく実感しました。また自覚していなかったお役に立つものが発見できたのも幸運でした。今月には費用を振り込んでいただき真っ新の事業用口座に記念すべき初売上が刻まれました。
そして初受注にも増して嬉しかったのがお客さんからの感謝の言葉でした。大変困った状況だったようで「いい方に巡り合えて本当によかった」と言ってくれました。心から発せられていることが伝わり、とても胸に響きまた新鮮でした。誰かのお手伝いをしようとコンサルティングを起業しましたが『やりがい』として求めていたものはこれだったのかと思い知らされた言葉でした。
嬉しい反面、会社生活においてお客さんに感謝されるような努力を続けていたか?周りの人に正しく感謝を伝えていたか?と振り返る機会になりました。社会に出た時には『世のため、人のため、成長のため』と意気込んでいたと思うのですが、長い会社生活の中で忘れてしまっていたものがたくさんあったように思います。今回の感動を忘れずに一日も長く、一企業でも一人でも多く支援できるよう頑張りたいと思います。